2018年08月05日

宗派によって異なるお葬式に関して

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日本人の宗教に対する思いは、純粋で崇高だと言われています。九割以上の方が仏教徒ですが、信仰を持つことで救われることがあるはずです。仏教の中でも多いのが、浄土真宗ではないでしょうか。親鸞聖人がひらいた仏教になりますが、他の仏教とは少し違っているのが特徴ではないでしょうか。

位牌がありませんし、お線香を立てずに寝かせることでも特徴的です。戒名と呼ばずに法名と呼びますし、お盆の迎え火を焚かないことでも知られています。西本願寺と東本願寺でも違っていますし、違いを理解することで宗教を奥深く知ることが出来るのではないでしょうか。

他力本願という言葉がありますが、亡くなると全員が極楽浄土に行けるのが、浄土真宗の教えの根底です。無論、浄土真宗の葬儀・告別式には他の宗教の方も多く参列しています。重要なことは、故人のことを一番に考えることです。

失礼のない行動を心がけることが必要不可欠ですし、そうすることで信頼も深まるのではないでしょうか。親鸞聖人の教えを学ぶことで、素敵な大人になれるはずです。誰もが一度は亡くなりますが、真摯に命と向き合うことが重要だと言えます。死後にも魂は生き続けますし、寺院は心が落ち着きます。