2020年04月12日

供花などを手配する際の注意点を確認しよう

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供花や献花は、故人との最期のお別れとなる棺、会場、祭壇サイドに飾ったり、入れるものになります。宗教上、好きな花を用いられない場合もなきにしもあらず、しかし、故人の意見(終活)を尊重した花を花屋に発注することは可能です。

世間一般には、菊やユリなどが供花に相応しい花とされています。スタンド式で依頼するケースが多く、大概、白の花で統一されています。遠方で参列できない時、葬儀で香典の代わりに送ることもありますし、花代を代わりに送る場合もあります。

タブーとされるのは、香りの強い花であったり、花粉が落ちやすい花であったり、花でなくリーフという種類です。最近では、新しい品種の花も誕生しており、赤いバラのみならず、紫や白、黒のバラまで品種改良されて提供されています。

しかし、奇抜なカラーであることは避けたほうがいいでしょう。自由葬だからこそ、生前の故人の意見を尊重すべき声も聞かれますから、斎場に確認したり、宗教、遺族関係者にも相談してから依頼するのも必要かもしれません。

また、好きな花が通年手に入るわけではありません。それだけに、数が揃わない場合であったり、費用も割高になることさえあることを念頭に入れておきましょう。費用は8000〜15000円程度が相場ですし、届くまでの余裕を見て、1日前には発注するようにしましょう。