2016年09月10日

葬儀に参列する際の服装、持ち物のマナー

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突然の訃報を受け、葬儀に参列する際、慌ててマナー違反になることのないよう、予め服装や持ち物のマナーを知っておくと安心です。男性も女性も、正式礼装と呼ばれるものは、遺族が着用するものですので、略礼装を着用するのが一般的です。男性の場合、ブラックスーツやダークスーツが適しています。シャツは白無地、ネクタイは黒無地、靴下も黒無地です。靴は光沢や飾りのない、シンプルな黒を選びましょう。女性の場合、黒や地味な色のアンサンブル、スーツが基本です。パンツよりスカートが適しており、丈の長さは膝が隠れる長め、ストッキングは黒を選び、タイツや柄物は適していません。

靴は、太目のヒール5センチ程度の黒のシンプルなパンプスで、ミュール、ピンヒール、ブーツなどはマナー違反となるので気を付けましょう。アクセサリーは結婚指輪、一連のパールのネックレス、一粒パールのピアス、イヤリング以外は外します。メイクはシンプルメイクで、派手なメイクはもちろん、スッピンもマナー違反です。ネイルは外し、もしジェルネイルなどでどうしても外すことが出来ない場合は、最近では黒のレースの手袋が販売されていますが、もし使用する際は、お焼香の時は外すことがマナーです。男女共通のマナーとして、まずハンカチは白か黒、色物は禁止です。

傘も同じく地味な色の物にします。香水もつけないようにしましょう。