2018年05月15日

葬儀に着用する喪服のマナーをチェックしよう

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お葬式に参列する際は喪服、いわゆるブラックフォーマルを着用するのが基本です。ただ、同じ喪服として販売されているブラックフォーマルにも、様々なデザインがあります。特に女性はデザインの種類が豊富なので、マナーを確認しておくと良いでしょう。

男性の場合、ブラックフォーマルであればダブル、シングル、三つぞろいのいずれを着用しても問題はありません。シャツは白、ネクタイは黒無地のものを選びます。女性の場合は黒のワンピースやアンサンブル、スーツが好ましいでしょう。

この時、注意したいのが丈の長さです。夏場であっても二の腕が見えるようなデザインはふさわしくないので、5分丈程度の袖があるものを選びます。さらに、スカート・ワンピースは膝が見えない長さのデザインを選ぶようにしましょう。

寒い時期などにはパンツスーツで参列したいと考える人も多いですが、女性はパンツスタイルでお葬式に参列するのは基本、ふさわしくありません。パンツスーツは略式礼装なのでマナー違反と考える人もいます。しかし、年配の女性など足や身体が不自由というケースなどでは、パンツスーツを着用しても問題ないという考え方も浸透しています。若い女性であれば、スカートやワンピースのブラックフォーマルを選んだほうが無難です。