2020年09月12日

供花の読み方と送ってもいい花の種類

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一般的に供花と書かれている場合、どのような読み方をしたらいいのかわからないという人も少なくありません。基本的に「きょうか」と「くげ」という読み方が存在していますが、葬儀用の花としては「きょうか」が正しい読み方です。

「くげ」は仏具に備える花のことを指すため、曾木の花ではないものになってしまうため、注意しましょう。なお、亡くなった方に送ってよい花とされているのは、宗教によって異なります。仏教の場合は白や黄色の菊、ユリ、白のカーネーションなどが多いです。

稀に胡蝶蘭などを送る人もいますが、故人と親しかった人などが送る場合が多いといいます。神道の場合は、菊よりもユリや白のカーネーションを利王した花を使ったほうがいいといわれているため、参考にしてください。基本的には仏式とそれほど変わりません。

なお、キリスト教式の場合は、白を基調とした花であれば問題ないとされていますが、菊は避けてください。カーネーションやユリを使って供花を作ることが重要といわれていますので、花屋に依頼するときには亡くなった方の宗教を伝えておくと当日確実に送ってもらえます。

また、キリスト教式の場合、花輪や造花などは避けたほうがいいでしょう。