2020年09月16日

それぞれの違いをきちんと知ろう

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葬儀とは別に執り行われる、お別れの会というものがあります。名前は聞いたことがあるけれど、実際どのようなものか分からず困っているという人もいるのではないでしょうか。お別れの会とは、葬儀等のフォーマルな式の後に遺族や親族、故人と深い関係にあった人だけで執り行う小規模の会のことをいいます。

葬儀がそれぞれの宗派のマナー等を重視しているのに対し、そうしたことにとらわれず自由な形式で行われるのが最大の特徴です。葬儀後に行われるのはこの会の他にも、告別式という形式を取ることもありますが、これもある程度のフォーマットがあり、自由度は低いといえます。

お別れの会はそうした制約から完全に離れているので、故人の好きなものを集めたり、盛大に盛り上がったりと色々な催し物をしてもかまいません。また、どんな場所で会をすればよいか分からないという人もいるかと思います。

葬儀がそれ専用のホール等で執り行われるのに対し、この会は基本的に場所の制約がありません。参列者を収納できるキャパシティであれば、ホテルの広間や貸しスペース等色々な選択肢があります。その他、遺族が司会をしてもよい、特に指定が無ければ平服での参加でも構わない等葬儀とは色々な違いがあります。

こうした違いを把握して、会を最良のものにしましょう。